アイルランドは生活のなかにチャリティーの精神が根付いています


アイルランドで数年生活してみてびっくりしたのは、至る所でチャリティー活動をしていることです。

日本でチャリティー、寄付というと災害時やテレビのイベントを思い浮かべると思います。

しかしアイルランドでは多方面で、日常的に行われています。

例えば、子供病院への寄付を小学生が呼びかけています。

ただ呼びかけるのではなく、スーパーのレジ横で袋詰めを手伝い、その見返りとして寄付を求めています。

有名な動物愛護団体は保護した動物の写真でカレンダーなどの物品を作り販売、その売上が寄付金となります。

私が面白いと思ったのは自分が何かをすることにより、友人・知人に寄付をしてもらう仕組みです。

「10キロマラソンを走るので寄付してください。寄付金はすべて私が支援をしている〜〜という所に寄付します。」というものです。

主にソーシャルメディアでシェアして広めるのですが、寄付金額が一目で分かるようになっており、多くのお金が集まっていることに驚きを隠せませんでした。

一番印象深かった寄付の仕方は、ある友人の誕生日パーティーが開催されました。

誕生日パーティーですからもちろんプレゼントを持参することになります。

しかしその友人はすべてのプレゼントを辞退し、代わりに1ユーロでもいいから某団体への寄付に協力して欲しいというのです。

この試みは大成功に終わり、まとまった金額が集まりました。

アイルランドは決して裕福な人が多い国ではありません。

それでも街でチャリティ活動をしている人を見かければ多くの人がお金をあげています。

他者を思いやる気持ちを持った人が多い素敵な国だと思いました。